右側通行だけじゃない!アメリカで運転する場合の注意点

アメリカ(ワシントン州シアトル近郊)で運転する時の注意点は、左ハンドル・右側走行だけではないんです。

運転
アメリカで運転する時に、一番最初に思い浮かべるのは、左ハンドル・右側走行ではないでしょうか。でも、注意するべき点は他にも色々あるんです。

アメリカでは、赤信号でも右折できる(場所によっては不可)、踏切で一時停止の必要がない(大型車などは一時停止が必要な場合も)などの法律の違いを除き、事故を起こさないための注意点を3つあげてみました。

  1. 色々なドライバーがいる
  2. 歩行者優先を多くの人が守る
  3. スピードだけでなく信号無視も注意

 

1.色々なドライバーがいる

アメリカには、いろんなルーツを持った人たちが多く住んでいます。
私のような移民も多く、様々なバックグラウンドを持った人たちが自動車を運転しています。
日本であれば、ある程度相手のドライバーの動きなど予測ができますが、アメリカでは通用しません。急に車線変更をする車、急にスピードを出す車、ウインカーを出し続ける車など様々です。
これを念頭に置いて、「だろう運転」(楽観的予測)ではなく、「かもしれない運転」をするよう心がけてください。アメリカ事故を起こさないためには、自分自身で身を守ることが重要となります。

2.歩行者優先を多くの人が守る

日本では、歩行者優先で横断歩道を待っている時に、停車する自動車はどれくらいいるでしょうか。シアトル近郊では、多くの自動車が停車し、歩行者に道を譲ります
これを知らないと、前の自動車が道を歩行者に譲った際に、後ろから衝突してしまう可能性もあります。また、歩行者も譲ってもらえると思って、渡り出してしまいぶつかってしまうケースも考えられます。
横断歩道があれば、歩行者がいないか確認し、道を譲るまたは注意することが必要です。

3.スピードだけではなく信号無視も注意

アメリカにも、オービスのような自動速度取締り機が多く設置してあります。スクールゾーンで20マイル制限の時は特に気をつけましょう。
しかし、ワシントン州では、速度以外にも信号無視を取締る機械も色々なところに設置してあります。
「自動車も少ないし、行ってしまえ!」という気持ちでいると、信号無視で交通違反を取られてしまうかもしれません。交通違反を取られるだけでなく、事故を起こしてしまう可能性も高くなりますので、余裕を持った運転をするよう心がけてください。

 

どうでしたか。アメリカに長く住んでいる方も、再度自分の運転が「だろう運転」になっていないか確認して、事故を起こさない、違反をしない優良ドライバーになってください。
ご存知だと思いますが、無事故のドライバーは多くの保険会社で割引を受けることができます。

*アメリカとひとくくりさせていただきましたが、ワシントン州シアトル近郊の交通事情で、私が感じたことをお伝えしておりますので、地域によって大きく違うことも多いかと思います。もしお住いの地域に、面白い特徴がありましたら是非教えてください。